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【社会】「自称」プロとはどういう存在なのか?

せい剤の不法所持容疑による逮捕、妻・酒井法子氏の失踪によって時の人となった高相祐一容疑者であるが、特に各種メディアに「職業・"自称"プロサーファー」として報じられたことが話題になっている。
 
高相氏が自称プロサーファーであると報じられるようになったのは、高相氏が国内唯一のプロサーファー公認団体である日本プロサーフィン連盟に登録をされていなかったから。日本プロサーフィン連盟は1981年に発足した団体で、現在は「JAPAN PRO SURFING TOUR」として公認プロと登録アマチュアサーファーによりショートボード・ロングボード・スーパーヒート・プロトライアルと4種のツアーを行なっている。同連盟は今回の事件を受けて、「(高相氏は)当団体には登録されておらず、プロサーファーではない」という声明をいち早く発表し、高相氏の「肩書き詐称」に不快感を示している。
http://www.jpsa.com/

一方、ネット上では「自称」であった高相氏を嘲笑するのと同時に、サーフィンの「プロ」という存在が一体何者なのか?という疑問が噴出し始めている。そもそも、スポーツ競技の「プロ」というのは曖昧な存在であり、その定義は非常に難しい。例えば、石川亮、上田桃子などの若手選手の活躍で注目の集まるゴルフの世界では日本プロゴルフ協会、日本女子プロゴルフ協会、日本ゴルフツアー機構と複数の団体が存在しており、各団体が登録ゴルファーを抱えている。トーナメント賞金を巡って争うツアープロの他に、ゴルフを教えることで生計を立てているレッスンプロとよばれるほぼ自営業者に近いプロゴルファーも存在しており、その定義は非常に曖昧である。
(ちなみに私は、最近注目を浴びる美人ゴルファーの中では辻村明須香プロが一番のお気に入りである。)

荒川静香、浅田真央などが活躍するフィギュアスケートの世界では、アイスショーなどに出演し収入を得ている者を「プロ」とよび、スポンサー料で年間に何億円を稼いでいる浅田真央のような選手であっても、アイスショー収入を得ていない限りは「アマチュア」であると定義される。プロレスリングに到っては、全国に「雨後の竹の子」のごとくプロレスリング団体が存在しているのは皆さんもご存知の通り。要するに「プロ」の定義というのは非常にいい加減なものであり、どこに公認を受けているかというよりは、むしろ「それを糧にして生活をしているかどうか」がプロとしての最も明快な基準であるということ。そういう意味では日本プロサーフィン連盟に登録がなされていなかった高相氏が、プロサーファーを名乗っていたとしても特に不思議ではない。

ちなみに今回の事件で注目を浴びるようになった日本プロサーフィン連盟はあくまで非公認の任意団体であり、多くのスポーツ団体が登記を行なっている文部科学省の定める公益法人格すら取得をしていない。逆に、サーフィンの世界では「日本サーフィン連盟」という別の団体が、唯一の文科省公認法人格を取得している。要は「国内唯一のプロ公認団体」を名乗る日本プロサーフィン連盟も「自称」プロ公認団体でしかなく、「自称プロ公認団体」が「自称プロサーファー」を糾弾するという良く判らない構図になっているということなのだ。
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